外側から見てみたい

地球に生まれて暮らして早幾年

土曜の昼下がりに一人で回転寿司

今の職場に転職して3年が経とうとしている。
この3年、人生で初めての土日休み勤務だ。
一週間に連休があるって最高…っ、と、今だに噛み締めてしまう。

金曜の夜に友人たちから、とあるコラボが開催されているのではま寿司に行ってきた、と報告が来た。コラボも気になるところだが、私はすっかり寿司の気分になってしまったので、一度も足を踏み入れたことがなかった近所にあるはま寿司へ行ってきた。

私は海なし県育ちなせいか、寿司の魅力に気づくまでにかなりの時間を要した人間で、回転寿司スキルもめちゃくちゃに低い。
正直、人生で6回くらいしか行ったことがない。(いつどこで回転寿司に行ったのか覚えているほど行ったことがない)

なので初の一人回転寿司に若干緊張していたのだか、最高過ぎてしょっちゅう行きたい気持ちになっている。

休日はいつもかなり混んでいるので私ははま寿司チャンスを逃続けていたが、昨日の私はどうしても“寿司!”と前のめりだったので会員登録と時間指定予約をして臨んだ。
予約時間3分前に店に着いたら午後2時なのに待合スペース満員でびびる。
しかしチェックインを済ませると“〇番のお席へお進みください”的な紙が出てきて待ち時間ゼロでお席へチェックイン。予約してよかったー!
カウンターだったので並びはおひとり様が多かった。心強い。隣の男性とか手練れのオーダーの仕方でかっこよかったぜ。
まずお茶を淹れてからざっとメニューをチェックする。たまにしか寿司チャンスないから色々食べたいけどお酒も飲みたいしなあ、という欲深い私なので、しゃり半分にできるボタンを発見してテンションが上がる。
色々頼んじゃった。いかとか炙りぶりとか好きな物頼みまくった。

半分くらいはしゃり半分にしたけど最終的には10皿くらいとお酒3杯、デザートもいった。
こんなに満腹になったの久しぶりだったので1.5キロほど散歩してから帰宅。

一人飯のいいところは好きな物好きなだけ食べて飲めるところ。
私はけっこう食べるし、いわゆる酒豪なので正直他人との食事ではかなり気を使う。
みんなの飲むペースに合わせて酒を飲み、みんなの食べたいものを優先してもらう。
その方が輪からはみ出さないからだ。
しかしそういう関係性の人たちとは距離を置くと昨年の秋に決めたので、今は食に関する対人ストレスはあまり心配がなくなった。
一緒に飯食ってても面白くない相手とは一緒に飯食うが必要ない。
何か話すべきことがあったら公園とかのベンチでいい。飯の場は同席したくない。

更に私はお酒に激強い。酒での失敗は学生の頃に2度、その代わり他人の粗相は星の数ほど見ている。
そんな体質のため、一人飲みが最高、というところに行きついてしまった。
私はお酒が好きだ。いろいろなお酒を飲みながらそれに合うおつまみなどを食べて「うまーーーい!」と幸せ噛み締めている瞬間が一番楽しい。
そのために仕事頑張っているし、健康でいようと気を付けている。

飯の時は飯のことを猛烈に考えたい。食に重きを置いていない人にはわからない感覚だと思うが。
今年は去年以上に食べたいものを食べて、好きなお酒を飲んで過ごしたい。

コロナ禍で出不精に拍車がかかっていたけれど、行ってみたいなあと思ってメモしていた店にも足を運びたい。
飯のためならえんやこら。よし、2024年の目標がまたひとつ決まった。

とりあえずはま寿司最高だと知ってしまったので定期的に行きたい。