外側から見てみたい

地球に生まれて暮らして早幾年

girugameshの話

好きな音楽の話をしようかと。

ギルガメッシュというバンドがとても好きでした。

youtu.be

 

昔好きだったものをたまに思い出してしまう癖があります。

昨日、唐突にギルガメッシュを思い出して曲を聴いてMVを観まくりました。

とても久しぶりに。

やっぱりいいバンドだなあと思って目頭がじわっとしました。

 

ギルガメッシュのライブを初めて観たのは、2005年2006年あたりだったかと、

MC無し、笑顔無し、お客さんは棒立ちで頭を振る曲の時だけヘドバンが起きる、演奏が終わったらマイクと楽器床に落として立ち去る、そんなバンドでした。

当時のいわゆるV系界隈は、激しい曲をやるバンドが増えた時期だったけれど、ギルガメッシュは群を抜いて暗く、重く、それでいてエモーショナルなボーカル、圧倒的な世界観でした。

 

そんなバンドが、全国行脚するツアーを決行して、その時のファイナルだったかな、そんなことある?と思うかもしれないけれど、この日のライブで初めてMCするとわざわざ予告して、実行したことをよく覚えている。左迅くんが喋りだす前、ライブハウス中が妙な緊張感に包まれていた。

その頃からどんどんステージとお客さんの間にあった壁のようなもの(というか、私の体感ではステージと客席は離れた違う世界だった)がなくなっていって、メンバーもお客さんも一緒に笑って大騒ぎしているライブを観たときには、なんだか胸がいっぱいになったものです。

ちなみに、『stupid tour'08 in JAPAN』の時の黒地にツヤ銀ででかでかと“WE ARE REAL STUPID”とプリントされたツアーTシャツを着ていた時に、道端で知らない外国人に指さされて大笑いされたものいい思い出です。笑

左迅くんだけでなくお弐も愁さんもЯyoくんもMCで話すようになって、Яyoくんが「咲いてほしい(笑)」と言い出していつもデスボで吠えてるファンたちが「Яyo様ぁ⤴」って一斉に咲いて大笑いしたこととか、土砂降りの日比谷野音のライブ、あまりに土砂降りすぎてモッシュではしゃいだあとみんなが自分の席見失ってわちゃわちゃしちゃったこととか、なんか、すごく楽しかったな。

 

解散の発表があった時には、悲しいとか、そんな気持ちより、

「自分達の中でやれるだけの事を出し切った。」と言える彼らがすごく羨ましかった。

 

解散から6年、昨年突然発表された新曲。

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もう、ギルガメッシュすぎて、この曲を聴いた時にはさすがに泣きました。

待ってなんかいなかったのに、この贈り物はサプライズすぎて。拝んだ。

 

散文にもほどがあるけれど、楽しい大好きな思い出の話でした。